手のひらサイズのおもちゃ箱

片手におさまる日常を綴る。つもり。

外に出ないと髪の毛切る気も失せるし、むしろ存在の必要性を疑う

髪の毛を切りましたが、またちゃんと生えてくるかどうかなんだか不安です。矢野渡来偉です。

 

書けるときに書いておくスタイルのブログ。プロの三日坊主なんで責めないでくれ。自己嫌悪はもう十分なんで…

 

あれ、最近抜け毛が多いのってそれが原因…

 

ところで皆さんは髪の毛切る時美容師さんと会話します?

僕は話すタイミングあるなら積極的に話すって決めてるんですよね、髪型を決める前に何を話すか考えて会話デッキ組んで行きますね。まあ、次の髪型を決めるのが億劫ってだけなんだけど…。

あれ?美容室に何しに行ってるんかな僕は?

 

とは言えね。美容師さんの邪魔はしたくないし、なかなか会話のきっかけ掴むの難しくて。組んでいったデッキが美容師さんに引っ掛からなかったりすると、すごく申し訳ない感じになるんよね。あれって一体何の責任感なんじゃろうね?

 

この前切ってもらった方はお互いマスクをしてたせいもあってか会話が噛み合わない方で、いや批判してる訳じゃなくて、ぜんぜんそれでよくてむしろ嬉しんだけど。今回に関しては絶望的に話が弾まなかった。紙風船くらいは弾まなかった。

 

ああまで弾まないとなるとこっちは意地でも話したくなって来て、そしてどうやら向こうもなんか引き出そうとしてくれてるんだけど。どっちもどうにかしようとするもんだから、ずっとすれ違いなの。ずっと反対車線。キャッチボールどっちもグローブ忘れて来ちゃってる。

 

お互いジャブで様子を見ようと何気無い質問するんだけど、お互いに躍起になってるもんだから潜り込んでボディーなのよ。お互い予想外すぎて相槌打って沈黙。相槌打って沈黙。の繰り返し。あんなに緊張感ある沈黙、芝居でもねえよ。

 

消耗戦の末どっちも結局試合放棄。全力で美容師と客やってた。もうずっと外ばっかり見てた。何が辛かったって隣の席の美容師さんとお客さんはすごい盛り上がってんの。なんかもう悔しさすらこみ上げて来て、ムシャクシャしたから窓の外に見えてた高層マンションの値段スーモで調べたら9,000万とかして、余計ムシャクシャした。3回はゼロの数、数え直したよね。

 

ほんで、試合終了。パッと鏡見たらムッチャいい感じの髪型になってんの。試合内容と結果がつり合わねえよ!ってか俺は美容室に何しに行ってんだよ!

 

やっぱ美容師さんすげーと思ったね。素直に技術に感動した。邪魔しなくてよかったよ本当に。

 

まあ、エレベーターでさよならする最後の瞬間まで会話は噛み合わなかったんだけどね。

 

 

 

次回は、未定。もし仮に楽しみにしてるよって人いるなら、薄めの期待抱いてて。かつおだしぐらいのほのかな風味を感じといて欲しい。